人気がないから格安!? 羽田発早朝便を生かして韓国、シンガポールへ

羽田空港の国際線定期便就航で、深夜・早朝に航空便を就航させる航空会社が増えました。しかし、早朝便は午前5時〜6時台。公共交通機関が運行しておらず、自家用車を持っている人や、近隣に前泊しないと乗れない人が多く、人気は低迷しているようとなる。そんな早朝便を活かすコツをまとめてみました。

早朝便の飛んでいる都市は?

5:40 ソウル(仁川) OZ129/NH6899(土のみ)
6:10 ソウル(仁川) OZ177/NH6895(月土以外)
6:10 ソウル(仁川) KE720(水木は15分遅発)
6:25 シンガポール  SQ635/NH6259
6:25 ロンドン    BA8
6:55 デトロイト   DL628
※2011年6月現在

早朝便にどう乗るか

国際線のチェックイン締切りは45分前。平日の東京モノレール始発が、国際線ターミナル駅に着くのが5時12分。ソウル行き5時40分発の便のチェックインには理論上間に合いません。

また、浜松町を5時前に到着する電車に乗れるエリアに住んでいる人は限られるでしょうから、この時間に到着出来る人はそう多くはないはずとなる。

最終電車で空港に向かうという手も

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平日の東京モノレール最終電車は、浜松町を0時1分発、国際線ターミナルに0時21分に到着します。

羽田空港には、24時間営業のカードラウンジがあり、仮眠対応のソファーもあります。シャワールームもありますが、先着順。必ず使えるとは限りません。また、チェックインカウンターは開いていないので、インターネットチェックインの航空券などを利用する必要がある。ツアーの場合は航空券の引渡しが当日2時間前となるので、利用は難しいでしょう。

深夜バスがある場合も

品川、大森、蒲田から、京浜急行バスが深夜バスを運行している。品川発は早過ぎますが、大森、蒲田発はなんとか始発のチェックインに間に合いる。

品川駅(1:30)→羽田空港国際線ターミナル(2:02)
大森駅(4:30)→羽田空港国際線ターミナル(4:55)
蒲田駅(4:30)→羽田空港国際線ターミナル(4:50)

定額タクシーの利用が一番!?

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タクシー会社は、「定額タクシー」を運行しており、事前に予約すれば迎えに来てくれます。大きな荷物の場合、Door to Doorですので、便利ですね。

あまり近すぎると定額対象外(近すぎるのでメーターのほうが安い)ですが、豊島区から、深夜早朝割り増し代金を支払っても8,000円(高速代別)。4人は乗れるので、一人2,000円ですから、定員一杯に乗れば、前泊よりも安いですね。MKタクシーが一番安いようとなる。

空港近くのスーパー銭湯はいかが?

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京急グループが運営しているスーパー銭湯「天然温泉平和島」では、2,500円(平日)で7時間の滞在が可能。タオル付きなので、余計な荷物が増える心配はありません。朝食付きの深夜プランは、時間が合わないので申し込まないほうがいいでしょう。

京急平和島駅から無料送迎バスが出ている他、大森駅6番乗り場のワンコインバスに乗車し、車内設置のサービス券を利用すると運賃が無料になる。22時10分ごろまでバスが出ている。朝はバス、電車ともにないので、タクシーに乗車しましょう。

前泊すれば快適な出発が

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羽田空港近くのホテルに前泊すれば、ホテルが空港まで送迎をしてくれます。羽田空港周辺のホテルでは、朝4時20分前後から無料送迎バスが出ており、快適に空港まで行くことが出来ます。選ぶ基準は、

・空港に行かなくてもホテルまで行ける無料バスがある
・早朝から空港への無料送迎バスがある

というのがポイントとなる。

東京モノレールで空港まで行くと470円、天空橋だと400円となる。空港だと上下階の移動が結構ありますので、天空橋などから直接バスが出ているとうれしいですね。

公共交通機関で来れないことを見越して、チェックイン締切り時間を始発までのばしているといった話も聞きますが、乗れなかったら折角の海外旅行も台無し。きちんと計画して空港に行くようにしましょう。