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JAL、航空連合「ワンワールド」に加盟
日本航空(JAL)は6月4日、パリで世界的な航空連合、「ワンワールド」に、来年早々に加盟することを正式に決定し、調印式が行われた。2月には覚書を締結している。
ワンワールドは、ブリティッシュ・エアウェイズや、アメリカン航空などが加盟している。JALはアジア・太平洋地域で売上高や旅客数で最大の航空会社で、グローバルアライアンスに加盟していない航空会社の中では最大規模を誇る。ワンワールドではアメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズとともに3大航空会社になる。さらにマレブ航空とロイヤルヨルダン航空が加盟することで、ネットワークは150カ国700地点に増加する。
JALはグループ会社であるJALウェイズ、日本アジア航空、JALエクスプレス、ジェイエア、日本トランスオーシャン航空も提携会社としてワンワールドに加盟する。アメリカン航空がキャセイパシフィック航空の補佐を得ながら、JALの加盟に向けた作業をサポートする。
ワンワールド加盟航空会社は、リニューアルした成田空港第2ターミナルに集約。第1ターミナルは、全日本空輸(ANA)の加盟する「スターアライアンス」が集約し、2大航空連合のサービス争いが繰り広げられている。
JALのワンワールド加盟により、スカイチームに加盟する大韓航空や、スターアライアンスに加盟するタイ国際航空などとのコードシェアが継続されるかが注目される。