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スプリング・ジャパンは10月26日、ブランドロゴと機体デザインを刷新すると発表した。新塗装の初号機となるボーイング737-800型機(機体記号:JA05GR)は、年内の運航開始を予定する。
ロゴ変更は今回で3回目となる。現行の3代目ロゴは、JALグループ入りした2021年に、春秋航空日本からスプリング・ジャパンへの社名変更に合わせて導入したもの。
4代目となる新ロゴは、企業理念である安全(Safety)、誠意(Sincerity)、笑顔(Smile)を表す「3S」マークの基本形状を継承。社名の「JAPAN」と、日本品質を提供する決意を表す「J」を加えた。初代ロゴに使われていた桜のモチーフも取り入れ、日本らしさや春の温かさ、親しみやすさを表現する。
ブランドカラーはディープグリーン、ライトグリーン、ピンクの3色を採用。従来使用しているディープグリーンには、日中の架け橋として人や文化のつながりを育んできた歩みを込めた。新たに加えるライトグリーンは今後の進化や社員の若々しさ、ピンクは桜から導いた色で、春の優しさや温かさを表す。タグラインの「FLY WITH SMILE」は継続する。
ロゴの書体は、従来の明朝体から丸みのあるゴシック体に変更した。太い書体で空港での視認性を高めるとともに、柔らかなカーブを取り入れた。デザインを手掛けた株式会社FARVE代表・デザイナーの永易直樹氏は、「JAPAN」の「A」について「少しニカッと笑っているように見える」と説明。文字にも愛嬌や笑顔を込めたという。
機体塗装は、従来の尾翼デザインのシルエットを残しながら、機体前方から後方へ一体感のあるデザインに刷新する。風に舞い上がる桜の花びらを描き、尾翼にも大きく桜をあしらった。永易氏は「空港に日本の春を連れてくる」との思いを込めたといい、遠くからでもスプリング・ジャパンの機体と分かるデザインを目指した。
新塗装初号機は11月中旬にも塗装が完了する見通しだが、具体的な運航開始日は未定。また、客室乗務員のスカーフにも新しい配色を取り入れる。案内表示やカウンターのデザインなどは、成田空港を皮切りに順次変更する。
スプリング・ジャパンの浅見達朗社長によると、今回の刷新は2025年度ごろから検討を進めていたという。ロゴや機体を通じて同社の特徴を伝えたいとし、「我々のことを分かった上でご搭乗いただいて、ファンになっていただき、末永くお付き合いしていただきたい」と狙いを説明した。
新塗装のモデルプレーンを前に、浅見社長は「最高です。可愛くてしょうがない」と笑顔を見せ、「早くお客様に実機を見ていただきたい。たくさん写真を撮って、色々な思い出を作っていただきたい」と話した。