ANA、SFCサービスの制度改定を見直し 「LITE」もラウンジ利用可能に

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全日本空輸(ANA)は、4月に発表した「ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)」の制度改定について、内容を見直した。利用者からさまざまな意見が寄せられたことを受けたもの。

当初の発表では、ANAカード・ANA Payの年間決済額が300万円未満の「SFC LITE」会員はANAラウンジを利用できないとしていたが、今回の見直しで利用できるようになる。

国内線は混雑時を除いて、ラウンジの利用を可能とする。年末年始やゴールデンウィークなどの大型連休、出発便が集中するなど混雑が予想される期間・時間帯は利用できない場合がある。あわせて、SFC LITE会員を対象としたラウンジの事前予約の仕組みを導入する。

事前予約は枠数に限りがあり、成田空港のANA ARRIVAL LOUNGE(国内線出発ラウンジ)と、名古屋/中部、大阪/関西、熊本、宮崎の国内線共用ラウンジは対象外となる。また、ANAグループ運航便でもANA便名以外の共同運航(コードシェア)便は対象外。事前予約の詳細は2027年度中に改めて案内する。予約を持たない場合は、搭乗日当日にラウンジ受付で利用可否を確認する。

国際線は、ANAグループ運航便に搭乗する場合、東京/羽田、東京/成田、ホノルルのANAラウンジを利用できる。

なお、SFC LITE会員のうちブロンズメンバーは、混雑時でもマイルを使うことでANAラウンジを利用できる。ANAカードプレミアムを持つ場合は、カードのサービスとして国内線ANAラウンジを本会員のみ利用できる。

SFC LITEのスターアライアンス・シルバーへの変更と、5,000マイルの特典対象外という点は、当初の発表から変更はない。優先搭乗や手荷物の優先受け取りなどの空港サービスは、ANAグループ運航便の利用時のみ対象となる。

年間決済額300万円以上の「SFC PLUS」は、ラウンジ利用、5,000マイルの付与、スターアライアンス・ゴールドの資格を維持する。100万ANAライフタイムマイルに到達した場合は、年間決済額にかかわらずSFC PLUSとなる。ただし5,000マイルは年間決済額300万円以上の場合に付与する。

年間決済額の判定は、航空券の購入だけでなく、公共料金やスーパーでの買い物など日常の支払いも対象となる。ANAカード家族会員の利用分も本会員に合算される。

判定期間は12月16日から2027年12月15日までで、2028年4月1日から新しい区分でのサービスを開始する。申し込み条件に変更はない。

ANAでは制度見直しの背景について、利用の拡大に伴いラウンジの混雑など一部のサービスで快適性を維持することが難しい場面が生じているとしている。