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JR西日本は、山陽新幹線こだま号として運行しているN700系6000番代車両のエクステリアデザインを変更する。今冬から順次新デザインでの運行を予定している。
デザインコンセプトは「YURARI ~気ままに移ろいを味わう~」。山陽新幹線こだま号ならではの各駅停車やゆったりとした旅に着目し、瀬戸内海の波や水面のきらめきをデザインのモチーフとした。
車体色は瀬戸内海をイメージした「山陽ブルー」を採用。陽光によってエメラルドグリーンにも見える色調で、風のない凪いだ海の穏やかなイメージを反映している。
車体ラインは起伏のあるドットの形状とラインのグラデーションにより、ゆったりとした景色や時間の移ろいを表現。ドットパターンの間に形成される波の形状は、ゆったりとした旅の中での偶然の出会いのように、乗客が偶然に発見することを狙っている。走行時はラインが際立ち、停車時は波模様が認識できるよう意図されている。
ロゴマークは「ゆらり」と「移ろい」をゆったりとした波の表現に落とし込んだ。ドットの形状を模した起伏のある形や3本の波の形、色の変化でゆったりとした波、移り変わりを表現し、山陽新幹線沿線の府県モチーフを配置した。
京都工芸繊維大学製品デザイン計画研究室との共同研究で車両デザインを検討し、JR西日本の車両エクステリアデザインとして初となる産学連携で共創し、実現に至った。基本コンセプトの策定から具体化、車体やロゴマークのデザイン検討、デザイン決定に至るまで共同研究を実施し、沿線の文化、伝統、自然などを学び、車両所で実際の車両を確認するなど調整を重ねた。
走行区間は新大阪~博多駅間と博多~博多南駅間。最高速度は時速285キロ、乗車定員は578名。