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ヤッホーブルーイングは、大阪府泉佐野市に体感型ブルワリー「ヤッホーブルーイング大阪醸造所 よなよなビアライズ」を7月23日に開業する。
ヤッホーブルーイングは、1997年に長野・軽井沢で創業したクラフトビールメーカー。看板商品の「よなよなエール」は同年に発売した。クラフトビールの市場シェアはトップで、東京都内に公式ビアレストラン「YONE YONA BEER WORKS」を6店舗、エスコンフィールドHOKKAIDOにクラフトビール醸造レストラン「そらとしば by よなよなエール」を展開している。
よなよなビアライズは、「ビールでピースなサプライズ!」をコンセプトに、ビール製造工場機能と観光施設を融合した施設で、単なる工場ではなく、クラフトビールを通じた新しいビアエンターテインメントを提供する。
泉佐野市による、ふるさと納税型クラウドファンディング制度「ふるさと納税3.0」を活用した地域活性化プロジェクトとして実現した。地場産業の創出を目的として、民間企業と連携して新たな事業をプロジェクトとして立ち上げる制度で、寄附額の最大100%を補助金として企業に提供する。よなよなビアライズでは、2021年9月からふるさと納税として集めた寄付金、約23億円を補助金として活用している。
りんくうタウン周辺では、アウトレットがある南側は開発が進んでいるものの、北側は乏しい状況が続いていた。泉佐野市では、集客の目玉として位置づけている。隣接地では、体験型ジェラート施設やハム・ソーセージ工場兼カフェが年内にもオープンする見通しで、関西アイスアリーナなどの周辺施設を合わせ、回遊性の向上を見込んでいる。
タップルームでは、醸造エリアに直結した「KURADASHI TAP」で無ろ過のよなよなエールを自分で注いで楽しめる。最大14種類のクラフトビールを飲み比べできる「YORIDORI TAP」も用意。タップルームと醸造エリアはガラスで仕切られ、ブルワーの作業を眺めながら飲食ができるのがポイントだ。
屋外には「プッハーガーデン」を設置。ハーブに囲まれた席や芝生スペース、アメリカ発祥のゲーム「コーンホール」などが楽しめる。週末はキッチンカーでのフード提供も予定している。
オリジナル缶づくり「BEER LOG CAN」では、デコレーションしたラベルを空缶に貼り、醸造所の缶蓋巻き締め機を使って自分で缶を締められる。ホップの香りを当てるゲームやフォトスポットも用意する。
1日3回開催する大人の醸造所見学ツアーでは、タンクから出したばかりの蔵出しビールの試飲やテイスティングなどが楽しめる。各日午前11時30分、午後1時30分、午後3時30分から各回90分。定員12名、参加費3,630円(税込)。見学ツアー利用者は入場予約不要。
営業時間は金〜日曜の午前11時から午後6時(ラストオーダー午後5時30分)まで。屋内64席、屋外80席。混雑緩和のため入場予約制を導入しており、7月1日正午から8月30日までの入場分の予約受付を開始したものの、完売した。
グループ企業の星野リゾートが運営する近隣のホテル、OMO関西空港に2024年11月にオープンした、「よなよなムーンウォーク」では、開業に合わせて「よなよなご近所ビアガーデン」を7月23日から10月31日まで開催する。ご近所おつまみカートで地元グルメとペアリングできるのが特徴で、最上階の22階からは、関西国際空港や泉佐野市が望める開放的な空間となっている。
アクセスはJR西日本・南海電鉄りんくうタウン駅から徒歩約4分。駐車場なし。年間来場者目標は約7万人。年間約900キロリットルの製造を見込んでいる。(取材協力:ヤッホーブルーイング)