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日本航空(JAL)とマリオット・インターナショナルは7月14日、JALマイレージバンク(JMB)とMarriott Bonvoy(マリオット・ボンヴォイ)における戦略的パートナーシップを締結した。両プログラムのアカウントを連携することで、会員資格に応じたポイントの付与やステイタスマッチなどの特典を受けられる。
JMB会員には、ステイタスに応じてマリオット・ボンヴォイの上級資格を自動的に付与する。サファイア会員はシルバーエリート、JGCプレミア、ダイヤモンド、ダイヤモンドメタル会員はゴールドエリートに自動でステイタスマッチする。
また、宿泊実績に応じて上位の資格を取得できる仕組みも設ける。一般会員は6か月以内に6泊、クリスタル会員は同4泊でシルバーエリート、サファイア会員は同10泊でゴールドエリート、ダイヤモンドとダイヤモンドメタル会員は同10泊でプラチナエリートの資格を獲得できる(ダイヤモンド会員は初年度のみ対象)。
JGCプレミア以上の会員には、条件を満たすとマリオット・ボンヴォイポイントも付与する。6か月以内に16泊した場合、JGCプレミア会員には10,000ポイント、ダイヤモンドとダイヤモンドメタル会員は15,000ポイントを付与する。
一方、マリオット・ボンヴォイ会員には、会員資格に応じてJALのFLY ONポイント(FOP)を毎年付与する。一般会員は2,000ポイント、シルバーエリートは5,000ポイント、ゴールドエリートは10,000ポイント、プラチナエリートは20,000ポイント、チタンエリートは30,000ポイント、アンバサダーエリートは40,000ポイントとなる。チタンエリートとアンバサダーエリートは、累積FOP数に応じてJMBのクリスタル会員以上に自動でステイタスマッチする。

▲羽田空港で会見したJAL マイレージ・ライフスタイル事業本部長の西田真吾執行役員(左)と、マリオット・インターナショナルのジョン・トゥーミー・アジア太平洋地区(中華圏を除く)チーフ・コマーシャル・オフィサー
マリオット・インターナショナルが国内航空会社と本格的に連携するのは初めて。JALにとっても、グローバルホテルグループとの初の戦略的パートナーシップとなる。
JALは3月に発表した「グループ経営ビジョン2035」で、マイル・ライフ事業の成長戦略にいて、海外展開の拡大を柱の一つに掲げている。羽田空港で開いた発表会で、JALのマイレージ・ライフスタイル事業本部長を務める西田真吾執行役員は、「日本では強固な顧客基盤をある程度築けているが、インバウンドのお客さまとはタッチポイントがまだまだ少ない」と現状を説明。世界的な顧客基盤を持つマリオットとの連携を通じ、海外顧客との関係を深めたい考えだ。
西田氏はまた、フライトにおける顧客との接点は長くても12〜13時間程度である一方、旅全体では宿泊が占める時間のほうが長いと指摘。「航空とホテルのシナジーで、お客さまの旅全体の体験価値を上げていく」と述べ、搭乗から滞在までを通じた包括的なサービスの充実に意欲を示した。