JTB、2026年GWの旅行者数は2,447万人と予測 海外旅行は57.2万人

JTB(ジェイティービー)

JTB(ジェイティービー)は4月2日、ゴールデンウィーク(4月25日〜5月7日)の旅行動向見通しを発表した。日並びの良さと堅調な旅行意欲を背景に、総旅行者数・海外旅行者数ともに前年を上回る見通し。

旅行者数は2,447万人(前年比1.9%増)、旅行消費額は1兆2,876億円(1.1%増)と推計している。国内旅行では旅行者数2,390万人(同1.7%増)、平均旅行予定費用は46,000円(同2.1%減)、旅行消費額は1兆994億円(同0.5%減)となる見通し。海外旅行では旅行者数は57.2万人(同8.5%増)、平均旅行予定費用は329,000円(同2.2%増)、旅行消費額は1,882億円(同10.9%増)と予測している。

国内旅行は、短期・近場・自家用車が主流となっている。旅行日数は「1泊2日」(39.9%)が最も多く前年から6.4ポイント増加した一方、2泊以上はいずれも減少しており、短期化の傾向が明確となった。旅行目的は「家族と過ごす」(28.5%)が最多で、「食事・地域の味覚を味わう」(25.9%)、「リラックスする・のんびりする」(24.8%)が続いた。

交通手段については、「自家用車」(54.6%)が最も多く3.7ポイント増加、「格安航空会社(LCC)」(5.5%)も1.4ポイント増加した一方、「JR新幹線」と「JR在来線・私鉄」は減少しており、費用を抑えられる交通手段が選ばれる傾向がみられる。宿泊面でも節約志向が表れており、「実家・親族の家」(20.1%)が1.4ポイント増加した一方、ホテル・旅館はいずれも減少している。

海外旅行は、国際線航空便の回復や日並びの良さを背景に前年を上回る見込みで、韓国・台湾・東南アジアが人気のほか、長距離も堅調に推移している。旅行先は「韓国」(25.0%)で最多、次いで「台湾」(16.3%)となるなど、東南アジアが17.5%、アジアが79.0%を占める。一方、増加率では「アメリカ・カナダ(北米)」「ヨーロッパ」「オーストラリア・ニュージーランド」なども二桁の伸びを示した。旅行日数は「3泊4日」(25.2%)が最多ながら前年より4.0ポイント減少し、「4泊5日」(16.8%)と「5泊6日」(16.8%)が増加している。

また、ゴールデンウィーク前後への分散も進んでおり、働き方の柔軟化で旅行時期が分散する傾向は継続している。旅行に行かない理由の上位には、混雑や費用、家計に余裕がないことが挙げられた。

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