相鉄13000系、3月30日運転開始 相鉄線専用、8000系・9000系置き換えへ

相鉄13000系

相模鉄道は、新型車両「13000系」の営業運転を3月30日に開始すると発表した。2025年度中は8両編成1本を導入し、相互直通運転先の他社線には乗り入れない相鉄線専用車として運用する。

車体は相鉄・JR直通線用の12000系と同様に、総合車両製作所(J-TREC)のオールステンレス鉄道車両ブランド「sustina」を採用した。前面はフロントグリルを廃し、センターパネルを新たに導入するなど12000系からデザインを刷新。一方で、先頭車のクラッシャブルゾーンを縮小したことで、先頭車の座席数は各6席、計12席増加。また、相鉄線内で検討中のワンマン運転を念頭に、乗務員室に車内ITVモニタを設置するなど

客室は12000系と設備を共通化し、グレーを基調に統一。ガラス製の荷棚や仕切り、貫通扉を採用し、開放感のある室内とした。全車両にベビーカー・車いす用のフリースペースを設けるほか、優先席の一部には座面を小さくしたユニバーサルデザインシートを採用している。相鉄車の伝統である車内の鏡や、時間帯によって色調が変わる車内照明も備える。

環境面では、12000系と同型のIGBT素子VVVFインバータ制御装置を採用し、8000系と比べて走行時の電力使用量を1両あたり最大39%抑制する。空気圧縮機、補助電源装置(SIV)など車両機器も12000系と共通設計とし、設計費やメンテナンスコストの抑制、予備部品の共通化につなげる。

最終的な導入本数は検討中であるものの、既存の8000系・9000系を順次置き換える計画。