ユーロスター、2階建て車両を最大50両導入へ 2031年から

ユーロスター・グループは、アルストム・グループが製造する2階建て車両を最大50両導入する。

投資額は20億ユーロで、30両を確定発注し、20両のオプションも有する。2031年1月に受領を開始し、同5月に運行を開始する。運行開始時点では6本の車両を有する。

「ユーロスター・セレスティア」と命名し、全長は200メートル。最終的な設計仕様次第ではあるものの、座席数は20%増加する見通し。現在のドーバー海峡を渡る列車は全長400メートル仕様とした場合、約1,080席を見込む。

ロンドンのテンプル・ミルズ車両基地に全車両を収容できるようにする方針で、約8,000万ユーロを投資し、整備を行う。