船谷ホールディングスグループ、旧上野市庁舎を再生したホテル「泊船」を7月21日開業

船谷ホールディングスグループ、泊船

船谷ホールディングスグループは、三重県伊賀市の市指定文化財である旧上野市庁舎を再生したスモールブティックホテル「泊船」を7月21日にグランドオープンする。

建築家・坂倉準三氏が設計した旧上野市庁舎(1964年竣工・1960年代完成)を再生した。建物は中庭を中心に設計されていて、東西南北に広がる回廊の先に客室をレイアウトしている。客室はスイートルーム、スーペリアツインルームなどを含む全19室。スイートルームは、かつて市政を司った旧市長室を改装した。各客室からは、伊賀上野城を望む街並み、古い城下町の風情、周囲の山々など、方角ごとに異なる景観を楽しむことができる。また2026年春開業予定の伊賀市中央図書館と同一施設に位置するため、宿泊しながら本と触れ合うことが可能になる。地元・伊賀焼や伝統工芸品の展示、文化イベントも予定している。宿泊予約受付は既に開始している。

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