
マレーシア航空、クアラルンプール〜メルボルン線を増便 段階的に1日3往復に
ユナイテッド航空は5月1日、東京/成田〜ウランバートル線を開設した。
東京/成田とヒューストンを結ぶUA6・7便と同便名の以遠権路線として、ボーイング737-800型機で10月まで週3往復運航する。モンゴルへの路線は米系航空会社としては初めてとなる。
ウランバートル行きのUA7便は東京/成田を午後6時30分に出発し、同8時55分に到着。東京/成田行きのUA6便はウランバートルを午前9時55分に出発し、午後3時45分に到着するスケジュール。所要時間は東京/成田発が3時間25分、ウランバートル発が4時間50分。運航日は東京/成田発が火・木・日曜、ウランバートル発が月・水・金曜。なお、同路線にはMIATモンゴル航空とアエロ・モンゴリアも就航している。
成田空港では記念式典が開かれ、ユナイテッド航空 グローバルネットワーク計画・アライアンスのパトリック・クエール上級副社長、駐日モンゴル国大使館のバンズラグチ・バヤルサイハン特命全権大使、成田国際空港(NAA)の田村明比古社長らが出席。鏡開きで就航を祝った。利用客には就航地のモンゴルをイメージしたカップケーキが振る舞われた。
ユナイテッド航空は、グアムベースの機材と乗員を活用して東京/成田を起点とした以遠権路線の拡大を進めており、2024年10月27日にセブ線を開設。ウランバートル線は2路線目となる。今後、7月11日に高雄線を開設するほか、夏スケジュール期間中にコロール線の開設も計画している。
一方で、大阪/関西・名古屋/中部〜グアム線は夏スケジュールから減便。クエール上級副社長は、「地方都市からグアムへの需要が下がっているのであれば、キャパシティを他に振り分ける必要がある」と、減便分のリソースを活用して東京/成田の以遠権路線をさらに強化していく考えを示した。
■ダイヤ
UA7 東京/成田(16:30)〜ウランバートル(20:55)/火・木・日
UA6 ウランバートル(09:55)〜東京/成田(15:45)/月・水・金