阪神、急行用8000系電車で「赤胴車」デザインを復刻 全19編成で

阪神 8000系 赤胴車

阪神電気鉄道は、急行用8000系車両を「赤胴車」のデザインに順次変更する。

開業120周年関連施策の一環で、8000系電車の全19編成を対象に実施する。3年から4年をかけて順次変更し、第1編成となる8215編成は5月下旬ごろに運行を開始する予定。

同形式は、1984年に「バーミリオン」と「クリーム」のツートンカラー、いわゆる「赤胴車」の愛称で親しまれるデザインで運行を開始した。2001年度から2015年度にかけて実施したリニューアル工事で、当時の最新型9300系に合わせたデザインに変更した。2020年6月には、武庫川線で運行を続けていた7990・7890形が引退し、「赤胴車」は全廃となっていた。