JAL、燃油サーチャージを引き下げ 10月発券分以降より

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10月発券分以降より国際線旅客燃油サーチャージを引き下げるJAL Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

 日本航空(JAL)は10月1日以降の国際線旅客「燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)」を国土交通省に申請し、現行価格よりも値下げすると発表しました。
 これはシンガポールケロシン市況価格に基づいたもので、直近2カ月(2014年6~7月)の平均が1バレルあたり119.84米ドルとなったことから燃油サーチャージを1年2ヵ月ぶりに引き下げます。
 北米・欧州・中東・オセアニア路線の場合、現行運賃よりも4000円安い2万1000円となります。対象期間は10月1日から11月末日までの発券分。
 10月以降の国際線燃油サーチャージは全日空(ANA)もJALと同様に引き下げています。
 
■JAL 国際線旅客燃油サーチャージ

路線 4~5月 6~7月 8~9月 10~11月
北米・欧州・中東・オセアニア 25,000円 25,000円 25,000円 21,000円
インドネシア・インド・ハワイ 16,000円 16,000円 16,000円 13,500円
タイ・シンガポール・マレーシア 13,000円 13,000円 13,000円 10,500円
グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム 8,000円 8,000円 8,000円 6,500円
中国・台湾・香港 7,000円 7,000円 7,000円 5,500円
韓国・極東ロシア 2,500円 2,500円 2,500円 2,000円