ハイアット、海外進出50周年で記念レセプション 19ブランド850以上の施設を展開

ハイアット・ホテルズ・コーポレーションは、海外進出50周年を記念したレセプションを、5月20日にグランドハイアット東京で開催した。

業界関係者向けの商談会「HYATT FAIR 2019」に合わせて行われたもの。「HYATT FAIR 2019」には、日本国内のみならず、グアムやハワイ、メルボルン、ソウルなどのハイアットブランドの29軒のホテルが参加し、5月21日には東京、翌22日には大阪で開催される。

レセプションでは、宴会場全体にプロジェクションマッピングを用いた音楽と映像による演出とともに、調理などのパフォーマンスを行い、料理や飲み物を提供した。

ハイアットでは、近年はライフスタイルの多様化に合わせ、多種多様のブランドを展開している。時代にとらわれない「タイムレス」、個性的なブランドの「バウンドレス」、独立系ブランドの「インディペンデント」の3つのグループの中で、「ラグジュアリー」、「プレミアム」、「オールインクルーシブ」、「セレクトサービス」の4つのホテルブランドに分類している。

例えば、「タイムレス」のグループでは、パークハイアットやグランドハイアットは「ラグジュアリー」、ハイアットリージェンシーは「プレミアム」、いずれも日本未進出の「ハイアットジーファとハイアットジラーラは「オールインクルーシブ」、ハイアットハウスとハイアットプレイスは「セレクトサービス」に分類される。東京・虎ノ門ヒルズで展開しているアンダーズは「バウンドレス」の「ラグジュアリー」、東京・銀座の並木通りに2018年にオープンしたハイアットセントリックは「バウンドレス」の「プレミアム」に位置づけられる。

ハイアットは、1957年にロサンゼルス国際空港に隣接するモーテルから始まり、現在は19ブランドを擁し、世界60カ国に850以上の施設を展開する企業に成長した。日本国内では13軒のホテルを展開しており、2022年までに、「パークハイアット京都」など7軒を開業することが決まっている。