ハワイアン航空、羽田空港発着枠の追加を求める意向 暫定的に1枠割当

ハワイアン航空(エアバスA330-200型機)

ハワイアン航空は、アメリカ運輸省が羽田空港の発着枠を1枠割り当てる仮決定を行った事に対し、追加の発着枠を求めるコメントを提出する見通しであることを明らかにした。

ハワイアン航空はすでに、羽田空港の発着枠を2枠(週14便)割り当てられており、昼間発着枠でホノルル線を週7便、夜間発着枠でホノルル線を週4便、コナ線を週3便運航している。

ハワイアン航空では新たに、ホノルル線を1日3便開設するとしてアメリカ運輸省に申請を行い、他のアメリカの航空会社よりも早い、2010年に羽田空港に就航し、継続的にサービスを提供することで市場を拡大していることなどを強調していた。仮決定に対し、2週間に渡ってコメントを提出することが可能で、ハワイアン航空ではさらなる割り当てを求める。東京/羽田〜ホノルル線は、デルタ航空にも1枠が暫定的に割り当てられている。

新たに開設する便は、従来より早く羽田空港発着することから、国内各都市との乗り継ぎの利便性が高まる。日本航空(JAL)と共同運航(コードシェア)を行っているほか、共同事業も申請しており、認められれば、より柔軟性の高いスケジュールやサービスの提供が可能となる。

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