ZIPAIR、航空運送事業許可を取得 バンコクに5月、ソウルへ7月就航

ZIPAIR Tokyoは7月5日、国土交通省航空局より航空運送事業許可を取得した。

航空法第100条に基づき、3月8日に実施した航空運送事業許可申請に対するもの。親会社の日本航空(JAL)から移管した、290席を配置するボーイング787-8型機を使用する。

東京/成田〜バンコク/スワンナプーム線を2020年5月14日から、東京/成田〜ソウル/仁川線を同7月1日からそれぞれ就航する計画で、運航スケジュールは別途申請するとしている。

ZIPAIR Tokyoは、2018年7月に設立。3月に社名を変更した。資本額は50億円で、うち資本金は25億円。全額をJALが出資した。運航開始までに200億円にまで増資する計画。中長距離路線を運航する格安航空会社(LCC)として、欧米への路線展開を目指す。代表取締役社長は西田真吾氏。

(資本額、資本金を修正しました。)