アイスランド、ブルーラグーン周辺で数日以内に噴火の可能性

アイスランド気象庁

アイスランド気象庁は、アイスランド南西部のスヴァルツェンギ(Svartsengi)地域付近で数日以内に噴火が発生する可能性があるとして警告した。

ストゥラ=スコフェットゥル山とハガフェットゥル山の間のいずれかの場所で発生する可能性が高いとしており、約2キロの場所には観光名所のブルーラグーンが位置する。マグマの活動はすでに前回噴火時と同じレベルに達しており、同地域付近で今後数日以内に噴火に至る可能性が高いと予測されているという。前回も退避警告から30分後に噴火が発生した。

在アイスランド日本国大使館では、警告から噴火まで最短で30分程度の場合もあることから、訪問を慎重に検討し判断するよう求めているほか、訪問する場合には家族や知人、旅行会社などに訪問日時と連絡先を共有するよう促している。