MSCクルーズ、来年4月に日本発着クルーズ再開へ

MSCベリッシマ

MSCクルーズは、2021年4月にも日本発着のクルーズの運航を再開する。12月にも日本居住者を対象に販売開始を予定している。

日本海事協会から、衛生と安全に関するClassNK適合証明書を取得している。日本外航客船協会が定める衛生と安全に関するガイドラインを順守し、運航を再開する。

日本発着のクルーズは、2019年に就航したクルーズ船「MSCベリッシマ」で横浜港発着の6泊からの9泊のクルーズを、4月から6月にかけて運航する計画。10月から11月にも日本で運航することを予定している。

すでに販売中のクルーズは、下関、釜山、鹿児島をめぐる7日間のコースやチェジュ島、八代、鹿児島、大阪をめぐる8日間のコース、鹿児島、那覇、基隆、石垣をめぐる10日間のコースなど。

「MSCベリッシマ」はパナマ船籍のクルーズ船で、総トン数171,598トン。乗客5,714人、乗員1,536人を乗せることができる。シルク・ドゥ・ソレイユのショーや、屋内プロムナード「ベリッシマ・ガレリア」でのショッピング、ウォーターパーク「ポーラーアクアパーク」でのアクティビティなどを楽しめる。

MSCクルーズでは、8月に西地中海での運航を再開している。MSCクルーズが定める衛生や安全の基準が、欧州海上保安機関や欧州疾病予防管理センター共同ガイダンスが定める基準を満たしていることを、船級協会RINAからも認められている。