JAL、国内線運賃は継続的な値上げが必要 決算会見で鳥取社長らが説明
日本航空(JAL)は11月6日、特別塗装機「JAL トゥンクトゥンクJET」(ボーイング737-800型機、機体記号:JA344J)を羽田空港の格納庫で公開した。
2027年3月から横浜市で開催される国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)の公式マスコットキャラクター「トゥンクトゥンク」を描いた機体で、11月7日の東京/羽田発岡山行きJL231便で運航を開始する。
機体にはトゥンクトゥンクをはじめ、花や緑が彩る地球の躍動感をイメージしたデザインや、GREEN×EXPO 2027のロゴを施した。機内では特別デザインの紙コップでドリンクを提供。2027年9月頃まで国内線で運航する。
お披露目セレモニーには、JALの鳥取三津子社長、国土交通省の朝日健太郎副大臣、2027年国際園芸博覧会協会の千葉信義事務次長、トゥンクトゥンクらが登場。鳥取社長は、特別塗装機が全国を飛び回ることで博覧会の魅力を伝え、地域振興にも貢献することに期待を示し、博覧会への参画を「豊かな地球を次世代につなぐ大切な一歩」と位置付けた。
セレモニーの後半では、デザイナーのコシノジュンコ氏がプロデュースしたファッションショーも開かれた。コシノ氏によると、今年の正月に鳥取社長と会い、「何かやりたいね」と話したことがきっかけで実現したという。
ショーでは、社内公募で集まったJALグループの社員35人に加え、JALアスリート社員でパラ陸上の湯口英理菜選手と鈴木雄大選手の計37人がモデルを務め、機体の前に設けたランウェイを歩いた。モデルは全員が“ランウェイデビュー”で、日々の業務を終えた後にウォーキングやポージングの練習を重ね、本番に臨んだという。ショーで着用した浴衣やシャツは、この日のためにデザインされた特別な衣装。自然環境との共生や、花と緑の世界観を表現した。
コシノ氏にとっても、格納庫でのショーは初めての経験だったという。社員モデルについては、オーディションも行ったと明かし、「これをきっかけにプロになるんじゃないか」と高く評価した。
JALグループは、GREEN×EXPO 2027のゴールドパートナーとして、機運醸成と会場運営の両プロジェクトに協賛。特別塗装機の運航や機内での情報発信に加え、会場のスタッフやボランティア向けに接遇研修やアクセシビリティ研修を実施する。今後、国際線でも「JAL トゥンクトゥンクJET」の2号機の就航を予定している。
GREEN×EXPO 2027は、「幸せを創る明日の風景」をテーマに、横浜市の旧上瀬谷通信施設で2027年3月19日から9月26日まで開催される。有料来場者数は1,000万人以上を見込む。