JR東日本、えきねっと会員などの個人情報漏えいなし
JR東海とJR西日本は、東海道・山陽新幹線のグリーン車の座席や設備を改良し、2027年12月15日以降、順次運用を開始する。
8・9号車には、ドリンクホルダーやスマートフォンホルダーを備える「多機能アームレスト座席」、10号車には隣席からの視線に配慮した「パーティション座席」を整備する。対象はN700AとN700Sの8〜10号車で、N700Aのうち数年以内に廃車予定の車両は対象外となる。
各座席には座り心地を向上させたクッション材と、肘掛けに収納できる大型テーブルを導入する。フットレストを跳ね上げ式に変更して足元スペースを拡大し、リクライニング可能角度は123度から116度に変更する。
N700Sの9号車には、化粧鏡や姿見鏡、カウンターテーブル、仕切り用のカーテンなどを備えるパウダーコーナーを新設する。また、N700Sの7〜10号車では制振制御装置を改良し、列車のすれ違い時に生じる横揺れを約10%低減する。
通信環境とトイレの改良は、2026年10月26日以降に先行して順次実施する。N700Sでは、従来の7・8号車に加えて9・10号車にも無料Wi-Fiサービス「S Wi-Fi for Biz」を導入。8〜10号車にはSupreme Classで採用している5G対応の透明ガラスアンテナを搭載し、通信容量の拡大などにより安定性の改善を図る。
また、今後新製するN700S編成の9号車では、女性専用トイレのサニタリーボックスを中身が見えにくい構造に変更し、共用トイレには既存のベビーベッドに加えてベビーチェアを設ける。
サービス向上に合わせ、東海道・山陽新幹線のグリーン料金を2027年12月15日乗車分から改定する。営業キロに応じて、片道800円から4,510円の引き上げとなる。