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宮崎交通とヤマト運輸は、路線バス型の公共ライドシェア「ねこみやバス」の実証運行を、宮崎県の日向・入郷地域で10月1日から開始する。
現在運行中の宮崎交通の路線バスと同じ路線・バス停で運行し、運賃や乗車・支払い方法も路線バスと同様となる。実証運行期間中も路線バスの一部の便は並行して運行する。ヤマト運輸の荷物は「道の駅とうごう」で車両後部の貨物専用スペースに積み込み、集配エリアのバス停で待機するドライバーに引き渡す。人と荷物を同時に運ぶ、路線バス型の公共ライドシェアは九州で初めてとなる。実証期間はは2027年3月31日まで。
運行路線は、道の駅とうごう〜塚原〜おし谷(おし谷線)が1日8便で運行距離49.9キロメートル、道の駅とうごう〜神門・浜砂橋(神門線)が1日9便で30.6キロメートル、道の駅とうごう〜池野(池野線)が1日2便で5.7キロメートル。使用車両は乗客最大4名の大型ワンボックスカーで、3台を予定している。
同地域では人口減少と高齢化が進み、住民の移動手段の維持が課題となっている。広域をつなぐ唯一の公共交通機関である路線バスは、利用者減少、燃料価格の高騰、運転手の高齢化・人手不足により事業継続が困難な状況にある。
一方、ヤマト運輸は同地域の集配業務で日向営業所から片道約90分かけて1日2往復しており、サービス品質の維持と業務効率化の両立が課題となっていた。今回の取り組みにより、集配業務を1日1往復に削減する。
国土交通省の「『交通空白』解消等リ・デザイン全面展開プロジェクト」、宮崎県、日向市、美郷町、諸塚村、椎葉村の支援を受けて実施する。両社は2027年4月の本格運行を目指す。