石垣〜基隆航路のフェリー「やいま丸」、10月1日から一時運休

商船やいま

沖縄県石垣市と商船やいまは、石垣〜基隆航路を、10月1日から一時運休する。

同航路は5月28日に週1往復で就航し、7月から週2往復に増便していた。一時停止の理由として、貨物取扱いが本格化していないことや燃料費高騰をはじめとする運航経費が当初想定を上回っていること、旅客需要が閑散期に入ることを挙げている。貨物の取扱いが決定するまでの間、安定的・持続的な航路運営に向けて事業全体を再構築する必要があるとしている。一時停止期間中は関係機関や事業者と調整を進め、再開時期や今後の運航計画は、方針が決まり次第発表する。

「やいま丸」は、全長160メートル、幅25メートルで、旅客定員は約545名。パナマ船籍。かつて「さんふらわあ くろしお」、「パンスター・ドリーム」として運航されていた。石垣島と台湾・台北近郊の基隆は約270キロ離れており、所要時間は約8時間。

石垣市観光交流協会によると、「やいま丸」で9月4日には199名、9月9日には36名、9月11日には226名、9月16日には39名が基隆から石垣へ到着した。

石垣市は、船舶購入や救命艇の設置費用などに約1億4,000万円を支援。このうち約2,800万円にふるさと納税による寄付金を活用した。港湾施設の改修にも約6,900万円を投じ、全額をふるさと納税による寄付金で賄った。