オーストラリア当局、中東情勢が航空業界に与える影響を監視

オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)

オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は、中東情勢が航空業界に与える影響を監視していることを明らかにした。

アンナ・ブレイキー委員は、「燃料価格が長期にわたって高止まりすれば、航空会社のコストが増加し、最終的には国内航空運賃の値上げにつながる可能性がある」と指摘。中東経由の長距離便の供給減少により、需要はアジアのハブ空港、特にヨーロッパ路線にシフトしていることから、運賃の上昇圧力が加わっていると分析した。

航空会社は需給やコストに応じて運賃を変動させることができるものの、価格上昇の理由について虚偽や誤解を招く説明をしてはいけないと釘を差した。

オーストラリアの消費者法では、政府による領空の閉鎖や飛行制限といった第三者による行為により、航空会社がフライトを遅延、欠航させた場合、消費者保護の適用外となる可能性が高いという。この場合、予約客が払い戻しを受ける権利があるか否かは、予約時の規約によって異なるとしている。