バスターミナル東京八重洲、第2期エリアを開業

都市再生機構(UR都市機構)と京王電鉄バスは、「バスターミナル東京八重洲」の第2期エリアを3月20日にオープンした。オープン前日の19日には開業式典が開かれた。

バスターミナル東京八重洲は、3期に分けて開発が進められている。第1期は東京ミッドタウン八重洲に、2022年9月に開業している。第2期は「TOFROM YAESU TOWER(トフロムヤエスタワー)」に位置し、第1期と第2期で13バースに拡大する。第1期は「地下B」、第2期は「地下A」と表記される。

第2期エリアには、乗降用7バース(待機用2バース)のほか、南北のエントランスの中間に位置するチケットカウンター、100席以上の座席を配置した待合スペース、スーツケースを持ったまま利用できる個室を擁するトイレ、合計283個のコインロッカーを備える。今後、コンビニと観光案内所を整備する。

バースA01〜A04は乗車、A05〜A07は降車を中心に利用する。降車中心のバースには壁面に、出口方向や目的地を、昭和40年ごろのバス路線図をモチーフとしたグラフィックサインで表す。

さらに、京王電鉄バスとWill Smartが独自開発した運営システム「スマートターミナルシステム(STS)の活用により、案内表示や構内放送、ダイヤ情報などをクラウド上で連携させ、管制室から一元管理することで、省力化と業務効率化を図る。改札開始や乗り場変更などもサイネージでリアルタイムに表示し、メールでの通知も可能とする。

バスターミナル東京八重洲は、高速バスや空港連絡バスが発着する停留所が東京駅周辺の路上に散在していたことから、集約することを目的として計画。約1,200便の収容を図るため、3地区の市街地開発事業に跨る規模のバスターミナルの整備が計画された。

UR都市機構が再開発事業に合わせてバスターミナル床を取得・保有し、京王電鉄バスに賃貸する。運営は京王電鉄バスが担い、バス事業者は発着料を支払う。

全体開業は2029年を予定しており、合わせて乗降用20バース、待機用8バースを擁する、日本最大級の高速バスターミナルとなる。