カンタス航空、札幌/千歳〜シドニー線の運航再開 100番目の就航都市に

カンタス航空は、札幌/千歳〜シドニー線の運航を、12月15日から再開した。

月・水・土曜の週3往復を、2026年3月28日まで季節運航する。機材はビジネスクラス27席とエコノミークラス228席の計255席を配置するエアバスA330-200型機を使用する。所要時間は札幌/千歳発が10時間55分、シドニー発が10時間50分。

運航再開は約5年9か月ぶり。2024年のオーストラリアからの訪日者数は約100万人に達し、前年比で50%増と過去最高を記録している。オーストラリアで北海道は世界有数のスキーリゾートとして有名であり、札幌は冬季の目的地として人気の都市となっている。

カンタス航空の日本路線は、東京/羽田〜シドニ線と東京/成田〜メルボルン・ブリスベン線に続き4路線目となる。グループのジェットスター航空を合わせると、9路線を運航することになる。

ニック・マッグリン アジア地区上級副社長は、「日本はアジアにおける最も重要な市場の一つであり、札幌〜シドニー直行便の就航は、両国を結ぶ当社のコミットメントを象徴するものです。この新路線は、オーストラリアのスキー愛好家に世界的に有名な北海道の雪へのアクセスを容易にするだけでなく、日本のお客様にとってはシドニーをはじめとするオーストラリアの夏を体験する新たな機会を提供します。日本とオーストラリア双方のお客様から強い需要をいただいており、札幌が当社ネットワークの100番目の目的地となったことを大変嬉しく思います」とコメントした。

■ダイヤ
QF108 札幌/千歳(19:40)〜シドニー(08:35+1)/月・水・土
QF107 シドニー(09:05)〜札幌/千歳(17:55)/月・水・土

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