名鉄、名古屋駅再開発のスケジュール見直し 人材確保難で

名古屋鉄道は、名古屋駅地区再開発計画と名鉄名古屋駅再整備計画のスケジュールを見直し、計画の再検証や見直しに着手する。

解体や新築工事の施工予定者の選定を進めててきたものの、応募参加者から人材確保難により入札が自体された。これにより解体工事の着手などが大幅に遅れることが確実となった。

施工予定者の選定には、事業規模、工事の難易度、長期にわたる工事期間など勘案して進めてきたものの、概算工事費や工事期間が当初の想定を大幅に上回る見込みとなった。新たなスケジュールは未定とする。

グループの既存施設の営業予定は、名鉄百貨店本店(本館、メンズ館)の営業終了は予定通り2026年2月28日とする。名鉄バスセンター、名鉄グランドホテル、スカイパーキングなどは未定。

再開発事業は、名古屋鉄道と名鉄都市開発、日本生命保険、近畿日本鉄道、近鉄不動産の5者で進めていた。