名鉄グループ、全18席の特別仕様バス「LUVIA」を新造 2026年3月から専用ツアー催行

名鉄グループバスホールディングスは、ツアーブランド「遊山 -yusan-」を立ち上げ、2026年3月から催行する。

同ツアーブランドは、岐阜乗合自動車が展開しているプレミアムバスツアー「きわみ」に続く高付加価値のバスツアーとして企画。自然を楽しみながら気ままに巡る情景を語意に込め、専属アテンダントがドリンクなどの車内サービスを行う。ツアーの催行とバス運行は名鉄観光バスが担当する。

ツアー専用車両として、「エアロクイーン」による特別仕様車「LUVIA(ルヴィア)」を新造する。車名は贅沢な旅路を意味する語を由来とし、外観はワインレッドを基調に海や山をイメージしたデザインとした。座席は天龍工業製の1人掛けシートとミネルバ製コンソールを採用し、シート間隔105センチの18席を設置し、車内には季節に合わせた絵画を掲出するほか、トイレと洗面室、サービスコーナー、冷蔵庫、プライベート収納ボックスを備える。専用ブランケットやスリッパ、おしぼりなども用意し、乗車中のサービス水準を高める。

ツアーは名鉄観光バスのウェブサイトで、12月15日に販売を開始する。