JALとカリッタ航空、東京/成田〜シカゴ線定期貨物便を増便　12月10日から週5往復、特別塗装機も

2025年12月9日

Yoshitaka Minami

日本航空（JAL）は、カリッタ航空と共同運航（コードシェア）を実施している東京/成田〜シカゴ線の定期貨物便を12月10日から増便する。

カリッタ航空が運航を担い、給油のためアンカレッジを経由する。機材はボーイング777-300ERSF型機またはボーイング747-400F型機を使用する。

カリッタ航空が所有するボーイング777-300ERSF型機（機体記号：N769CK）に、JAL CARGOロゴの特別塗装を施した。当初は5月10日から日本路線への投入を予定していたものの、機材調整の都合により遅れていた。機材調整の後、改めて日本路線への投入が決定したことを記念し、特別塗装を実施する。初便は東京/成田に12月10日午前8時半に到着し、同11時25分に出発する見通し。

JALとカリッタ航空は、5月にコードシェア契約を結び、旅客機と大型貨物機を活用した安定的で柔軟な航空貨物輸送体制を構築してきた。今回の増便により、成長が続くアジア〜北米間の貨物輸送需要に対応し、北米向け輸送ネットワークを強化する。

■ダイヤ
JL6747／K4551　東京/成田（11：25）〜シカゴ（12：30）／月・水・金
JL6746／K4550　シカゴ（01：30）〜東京/成田（08：30+1）／火・木・土

JL6727／K4557　東京/成田（18：30）〜シカゴ（18：30）／木・土（12月11日〜）
JL6722／K4556　シカゴ（07：30）〜東京/成田（15：30+1）／水・金（12月10日〜）

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