アムステルダム・スキポール空港、グランドハンドリング事業者を3社に集約へ

2025年12月8日

編集部

アムステルダム・スキポール空港は、グランドハンドリング事業者を3社に集約する。

現在はdnataやAviapartner、スイスポートなど6社が担っているものの、オランダのインフラ・水管理省が厳選された事業者と協力することを決定したことを受けて3社に絞る。

事業者には機器の共同利用の促進を要請しており、駐機場内のスペースを有効活用できるようになる。従業員の労働条件やサービスの質にも新たな要件を設けており、旅行者は到着時の手荷物待ち時間が短縮される。

入札要件は航空会社や労働組合などと協議し、慎重に策定した。2026年第3四半期にも事業者を決定し、移行期間を経て、2027年第1四半期にも新体制となる。契約期間は7年間。