農林水産省、スペインからの豚肉輸入一時停止 アフリカ豚熱発生で

農林水産省

農林水産省は、スペインで野生のイノシシからアフリカ豚熱(ASF)の発生が確認されたことを受け、豚肉の輸入を一時停止した。

11月28日以降に輸入される分が対象で、生きた豚の輸入は両国間の輸入条件が設定されておらず、これまでにも輸入できない。2024年の輸入実績は約16.9万トン。

在スペイン日本国大使館では、土などが付着したトレッキングシューズはあらかじめ土を落とすようにするほか、家畜のいる場所を訪れた人や日本国内で家畜に触れる予定のある人には、日本入国時に動物検疫カウンターに立ち寄るよう求めている。

スペインから日本への肉製品の持ち込みはできず、違法に畜産物を持ち込んだ場合、3年以下の拘禁刑もしくは最高300万円の罰金が課せられる。