JAL、4機目のボーイング777-300型機がラストフライト あす羽田着
日本航空(JAL)が運航するボーイング777-300ER型機の2号機(機体記号:JA732J)が11月20日、ラストフライトを終えて退役した。
JALは中長距離国際線線用の更新機材として、777-300ER型機と同数となる13機のA350-1000型機を発注済み。このうち初号機(機体記号:JA01WJ)から10号機(同:JA10WJ)までの計10機をすでに受領し、777-300ER型機の退役を段階的に進めている。2024年8月20日に1機目(機体記号:JA734J)、今年5月27日に2機目(同:JA731J)、9月9日に3機目(同:JA735J)が退役し、JA732Jは退役4機目となった。
JA732Jは、JALが所属する航空連合・ワンワールドの塗装をまとった機体。客室は、ファーストクラス「JAL SUITE」が「1-2-1」配列で8席、ビジネスクラスの「JAL SKY SUITE」が「2-3-2」配列で49席、プレミアムエコノミークラスの「JAL SKY PREMIUM」が「2-3-2」配列で40席、エコノミークラスの「JAL SKY WIDER」が「3-3-3」配列で147席の計244席仕様となっている。
ラストフライトとなったのは、11月19日東京/羽田発のシドニー行きJL51便と、11月20日シドニー発の東京/羽田行きJL52便。JL51便は19日午後7時19分に112番スポットを出発。シドニーには現地時間20日午前6時43分に到着した。折り返しのJL52便は、シドニーを同20日午前9時15分を出発。午後5時3分に羽田空港の108番スポットに到着した。
JA732Jは今後、退役整備が行われ、日本を離れると見られる。これにより、JALの777-300ER型機は残り9機となる。