台湾・平渓線、豪雨災害で2026年1月末まで運休 ランタン上げの街・十分へのアクセス路線

台湾鉄路は、10月下旬の豪雨災害で不通となっている平渓線について、復旧作業に時間を要することから、2026年1月30日まで全区間運休する。

台湾鉄路によると、三貂嶺~大化駅間で法面の崩落、霊脚~望古駅間で路盤流出が確認されており、短期間では復旧が不可能な状況だという。運休期間中は、瑞芳~菁桐駅間で代行バスを1日5往復運行する。瑞芳発は午前7時10分、午前9時10分、午後2時、午後4時、午後6時。菁桐発は午前8時10分、午前10時10分、午後3時、午後5時、午後7時。上下便とも途中、十分・望古・霊脚・平渓に停車する。

平渓線は台湾北部・新北市の三貂嶺駅から菁桐駅までを結ぶ路線で、ランタン上げで有名な十分へのアクセス手段として日本人観光客の利用も多い。