キャセイパシフィック航空、東京/羽田〜香港線に新仕様機材 2026年1月1日から

キャセイパシフィック航空は、新ビジネスクラス「Aria Suite(アリア・スイート)」と新プレミアムエコノミークラスを設置したボーイング777-300ER型機を、東京/羽田〜香港線に2026年1月1日から投入する。

同路線は1日2往復を運航しており、このうち東京/羽田を夕方、香港を午前に出発するCX549/548便に投入する。

新客室仕様は2024年10月に発表し、ボーイング777-300ER型機計30機を対象として改修を実施している。座席数はビジネスクラス45席、プレミアムエコノミークラス48席、エコノミークラス268席の計361席。空席照会や運航状況画面には「77J」と表記されている。

「アリア・スイート」は、「1-2-1」のリバースヘリンボーン配列で、ドア付きの個室タイプ。グレーやブラウンを基調としたカラーとなり、丸みを帯びたデザインは全体的に柔らかく落ち着いた雰囲気となった。24インチ4Kモニターやワイヤレス充電機能、USB-C電源も用意している。ベースはコリンズ・エアロスペースの「エレメンツ」で、JPA Designがデザインを手掛けている。

プレミアムエコノミークラスは「2-4-2」配列で、レカロ・エアクラフト・シーティングのPL3530を採用した。最大15.6インチ4Kモニターを搭載し、USB-C電源も設けている。

■ダイヤ
CX549 東京/羽田(16:00)〜香港(20:15)
CX548 香港(08:55)〜東京/羽田(13:45)

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