ANA、純利益760億円 2025年4月〜9月期、通期予想上方修正

ANA(ボーイング787-10型機、国内線仕様機)

ANAホールディングスは、2026年3月期中間決算を発表した。純利益は760億円だった。

売上高は1兆1,904億円、営業費用は1兆927億円、営業利益は976億円だった。セグメント別では、航空事業が1兆819億円、航空関連事業が1,738億円、旅行事業が338億円、商社事業が729億円、その他が229億円となった。

ANAブランドの国際線、国内線では旅客数、座席利用率ともに前年同期を上回った。ピーチ・アビエーションは旅客数、座席利用率ともに前年同期を下回った。AIrJapanの座席利用率は61.2%に留まった。

通期業績予想は、日本貨物航空の連結化や市況を反映し、売上高を2兆4,800億円(当初発表比1,200億円増)、営業利益を2,000億円(同150億円増)、純利益を1,450億円(同230億円増)に上方修正する。