
寝台特急「サンライズ出雲91号・92号」、年末年始に運転 最大16時間超の長旅
西武鉄道は、車内でフルコース料理を楽しめる新たなレストラン列車を2028年3月から運行する。
車両は西武001系「Laview(ラビュー)」をベースに新造する4両編成で、妹島和世建築設計事務所がデザインを担当する。座席定員は70名程度で、1号車には前面展望が楽しめる8名程度の個室を設ける。車内はグレーを基調としたトーンとし、テーブルの料理や皿を引き立てるスポットライトやテーブルライトを設置する。
3号車は1両すべて厨房車両とする。レストラン開発や料理・サービス提供は、全国に102店舗の飲食店を展開し、飲食店のコンサルティングを手掛けるバルニバービが担当。同グループ総料理長の大筆秀樹氏が料理を監修する。
週末を中心とした年間150日程度、池袋線、新宿線、西武秩父線などで運行する。平日の貸切運行なども想定しているという。