香港国際空港、北滑走路の運用再開

2025年10月21日

編集部

香港国際空港は、北滑走路の運用を午後4時20分ごろから再開した。

10月20日午前3時53分頃、トルコのACTエアラインズが運航していたエミレーツ航空9788便（ボーイング747-400型機、機体記号：TC-ACF）が着陸時に北滑走路を逸脱し、海に転落した。逸脱時に警備会社のパトロールカーに衝突し、乗っていた警備員2名が死亡した。貨物機の乗員4名は消防隊が救助した。

事故後、救助作業や証拠収集作業を終えた後、香港空港管理局は滑走路の復旧作業、損傷したフェンスや滑走路灯などの設備交換を行い、香港民間航空局とともに運用再開に支障がないことを確認した。

機体は現在も滑走路近くの海中にあり、撤去作業を円滑に進めるため、滑走路は待機状態としている。香港空港管理局では機体所有者との連絡、撤去に必要な機材の準備などの調整を行っているという。

香港国際空港（HKG）香港空港管理局（AAHK）

香港国際空港、北滑走路の運用再開

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