ドバイ発香港行きの貨物機、着陸時に滑走路逸脱 警備員2名が死亡

香港国際空港(HKG)

ドバイ発香港行きの貨物機がきょう10月20日午前3時53分頃、着陸時に北滑走路を逸脱し、海に転落した。

事故機はエミレーツ航空9788便(ボーイング747-400型機、機体記号:TC-ACF)で、トルコのACTエアラインズが運航していた。だった。

機体は滑走路外の周回道路で巡回任務に就いていた、空港警備会社のパトカー1台が航空機と衝突し、海に転落した。警備員2名はパトカー内で発見され、いずれも死亡した。貨物機の乗員4名は消防隊が救助した。

香港国際空港を運営する香港空港管理局によれば、事故発生時の気象状況は安全基準内だった。パトロールカーは定められた手順に従い、指定された監視所で監視を行っていたという。事故の影響で、北滑走路は閉鎖されている。他の2本の滑走路は運用を継続しており、運航に支障はないとしている。