ヨルダン政府観光局、観光セミナーと商談会を開催 日本市場のポテンシャルに期待

ヨルダン政府観光局は9月2日、都内で「ヨルダン観光セミナー・商談会」を開催した。

ヨルダンへの日本人旅行者数は2019年実績で約13,000人、コロナ後の回復は2024年実績で約4,000人まで上昇しているが、2025年は7月までで3,000人を超える成長を見せており、大阪・関西万博が功を奏しているとみている。日本人にとってヨルダンはメジャーデスティネーションではないと認識しつつも、日本市場のポテンシャルに期待をしているという。

ヨルダン政府観光局マネージングディレクターのアベド・アル・ラザーク・アラビヤット氏は「日本人の皆様はヨルダンについて興味関心をもっていると思っている。ただ、死海やペトラ遺跡など、メジャーな観光地しか認識されていないと思うが、ヨルダンは生き物が多様でオープンミュージアムのようなところで、独自性のある自然環境が楽しんでもらえるところだ」と魅力を解説した。

また、駐日ヨルダン特命全権大使のナーセル・シュライデ氏は「実際に来ていただくと感動的な体験をできるデスティネーションなので、是非日本人旅行者にお越しいただきたい」とメッセージがあった。