中国国際航空、東京/成田〜重慶線を減便 12月1日から週4往復
チャイナエアラインは、12月3日に開設する台北/桃園〜フェニックス線のスケジュールを変更した。
水・金・日曜の週3往復を運航する。機材はエアバスA350-900型機を使用する。フェニックス発はロサンゼルス経由となる。所要時間は台北/桃園発が12時間5分、フェニックス発が15時間20分。
当初の予定より、台北/桃園発は5時間35分、フェニックス発は4時間5分の遅発となる。フェニックス発のロサンゼルス経由を取りやめる。これにより、フェニックス発では日本行きへの同日乗り継ぎができなくなる。
フェニックスはアメリカ・アリゾナ州の州都で、新興テクノロジーの拠点としてビジネス需要が高まっている。アジアの航空会社として初めて、フェニックスに乗り入れる。フェニックス以遠は、提携するサウスウエスト航空のネットワークに接続する。
チャイナエアラインのケビン・チェン社長は現地時間9月19日、台湾の半導体大手台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー(TSMC)のアリゾナ工場を訪れ、TSMCのワン・インラン オペレーション担当副社長と意見交換した。TSMCはチャイナエアラインの重要顧客で、ロサンゼルスやサンフランシスコ、フェニックス、熊本と台湾間で旅客・貨物チャーター便を20回以上運航しており、TSMCの従業員には勇退運賃や限定特典を提供するなど、親密な関係にある。
スターラックス航空も、同路線を2026年1月15日から週3往復で開設する計画で、往復ともに直行便であることから、チャイナエアラインより利便性が高かった。
■ダイヤ
CI36 台北/桃園(16:30)〜フェニックス(13:35)/水・金・日
CI35 フェニックス(16:00)〜台北/桃園(22:20+1)/水・金・日