エールフランス航空、新客室仕様のエンブラエルE190型機の運航開始

エールフランス航空は、新客室仕様のエンブラエルE190型機の運航を、9月1日から開始した。

客室は「2-2」配列で、計110席を備えている。ビジネスクラスは前方に設定し、可動式カーテンで仕切る。10月からは隣席を空席として運用する。

座席は軽量で快適性を高めた新設計の革張りシートで、フランスのExpliseat製の短中距離路線向け座席「TiSeat 2X」を世界で初めて採用した。超軽量カーボンとチタン、最小限のプラスチックを使用することで、従来比30%の軽量化を実現した。レザーと人間工学に基づいており、快適性を向上させている。幅は46インチで、調整可能なヘッドレストも備える。上部にはタブレットホルダーと2つのカップホルダー、USB-AとUSB-C電源を備える。大型テーブルはノートパソコンに対応した大きさとする。フランスのアンジェで製造される。さらに、無料の高速Wi-Fiを導入した。

2026年夏までに全機の改修を完了しており、短中距離路線でのサービス強化を目指す。

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