仁川国際空港、ビジネス目的の外国人向けに入国審査特別レーン設置

仁川国際空港

韓国国土交通部と法務部は、ビジネス目的で入国する外国人に対して、入国審査の特別レーンを8月31日から試験設置する。

韓国経済人協会、韓国中堅企業連合会、韓国経営者総協会、韓国貿易協会、駐韓米国商工会議所(AMCHAM)、駐韓EU商工会議所の6つの経済団体が推薦する人が対象で、仁川国際空港で12月まで実施し、運用結果をもとにソウル/金浦や釜山への拡大を目指す。

入国審査の所要時間は、韓国国民が自動ゲート利用で平均約2分、有人レーンで平均5分(最大24分)であるのに比べ、外国人は有人レーンしか利用できず、平均24分から35分と長時間に及び、最大で92分に達している。6月13日に経済団体が改善を要望していた。

中長期的には、外国人の自動ゲートの利用にも対応したい考えだという。