FAA、ニューアークの運航制限延長へ 来夏スケジュールまで

アメリカ連邦航空局(FAA)

アメリカ連邦航空局(FAA)は、ニューヨークのニューアーク・リバティ国際空港での運航制限命令を延長することを暫定決定した。

今年初めには1時間あたり80回以上を運航していたものの、5月末から68回に制限している。9月1日から12月31日までの週末の工事期間中には56回、2025年冬スケジュールから2026年夏スケジュールにかけては72回とする見通し。

ニューアークで最大の航空会社であるユナイテッド航空のスコット・カービー最高経営責任者(CEO)は、「ニューアーク空港が国内外の何百万人もの旅行者にとって安全で信頼できる空港であり続けるために不可欠」と歓迎した。

ニューアーク空港では、システムの老朽化や工事、管制官の大量退職などの影響によって遅延や欠航便が頻発していた。