大韓航空、仁川国際空港のラウンジリニューアルを一部完了

大韓航空は、ソウル・仁川国際空港第2ターミナルで実施していたラウンジリニューアルの一部を完了した。

「マイラークラブ」「プレステージ東ラウンジ(右エリア)」「プレステージ・ガーデンラウンジ(東)」「プレステージ・ガーデンラウンジ(西)」の4か所で、8月18日から運営を開始する。

「マイラークラブ」と「プレステージ東ラウンジ(右エリア)」は、韓国の美とモダンが融合した落ち着いたデザインで、マッサージ機を設置した個室の「ウェルネスエリア」、ワーキングスペース「テックエリア」、大型画面を擁する「ミーティングルーム」、シャワー室などを備える。

グランドハイアット仁川のシェフがその場で調理した料理を提供するビュッフェのほか、ラウンジ内で調理したピザやパン、韓国風海苔巻き、麺類も提供する。メニューは3か月ごとに変更する。バーテンダーが作るカクテルや、マイラークラブではバリスタが淹れたコーヒーも楽しめる。

新設した「プレステージ・ガーデンラウンジ(東・西)」は、モダンでシンプルをコンセプトとしており、東には韓国の伝統庭園を模した屋外庭園、西にはモダンな庭園を設けている。

アシアナ航空との統合に備えたもので、6か所のラウンジのリニューアルを進めている。残るファーストクラスラウンジは2026年4月のオープンを予定している。

工事完了後、仁川国際空港のラウンジの総面積は、従来の約2.5倍となる12,270平方メートル、座席数は898席から1,566席に大きく拡大する。