大阪・関西万博に競輪の魅力を伝える「ふとももEXPO~FUTOMOMOoooooooo~」を期間限定オープン

公益財団法人JKAは、大阪・関西万博のギャラリーWESTに競輪の魅力を発信するブース「ふとももEXPO~FUTOMOMOoooooooo~」をオープンした。

8月8日の「わの日」に合わせて、オープニングセレモニーを開いた。JKAの木戸寛会長、競輪選手の頂点であるS級S班の眞杉匠選手やミャクミャクも参加した。

ブースは、競輪選手の太ももにフォーカスした大きなバルーンが特徴。自転車を漕いで競輪選手と対戦できるゲーム型のアクティビティのほか、競輪の魅力が体感できる大型イマーシブシアター、自転車で削った氷を使った氷嚢がもらえるコーナーも設け、五輪にも採用される日本発祥のスポーツである競輪の魅力を伝える。

挨拶で木戸寛会長は、競輪が鍛え抜かれた太ももに象徴される迫力のあるスポーツで、日本から国際的に発展したスポーツであることを強調し、2024年の世界選手権では5人の選手が金メダル3個を含む6個のメダルを獲得するなど、世界トップレベルの実力を誇ることをアピール。展示を通じて魅力を伝えたいとした。

経済産業省製造産業局の田中一成審議官は、競輪が単なるスポーツにとどまらず、地域活性化や社会貢献に寄与し、イベントにより新たなファンの獲得につながる点を期待していると話した。2025年日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長も、万博にプラチナスポンサーとして協賛していることに謝意を示し、「リアルとバーチャルの両面から体験できる、またとない機会」と絶賛した。

眞杉匠選手はブースの第一印象について、「写真では見てたんですけど、生で見ると迫力が違う」とコメント。競輪の魅力を体感し、実際に家族で競輪場に足を運んで、「子どもたちに将来競輪選手になりたいと思ってもらえれば」と話した。

展示期間は8月8日から29日までで、8月9日と23日には「リアル×バーチャル生中継イベント」を開催する。(取材協力:公益財団法人JKA)