茨城空港、国際線の乗り入れ制限撤廃

茨城空港

国土交通省と防衛省、茨城県は、茨城空港の国際線乗り入れ制限をきょう8月7日から撤廃した。

航空自衛隊百里基地との共用空港であることから、これまで、月・火・木・金曜の午前7時半から正午までと月曜の午後1時半から9時まで、火・木曜の午後8時から9時まで、水曜の終日には国際線の乗り入れができなかった。

さらに、国際線の出発から次の国際線の到着まで1時間の間隔を設けることや、国際線の乗り入れ時間を1時間以内とすることといった、乗り入れ間隔や1便あたりの乗り入れ時間の制限も撤廃した。夜間駐機には従来通り、制限を継続する。

茨城県の大井川和彦知事は7月18日、中谷元防衛相に対して、制限の撤廃を要望していた。大井川知事は定例会見で、「空会社と新規路線の就航や増便に関する協議を進めている」として、非常に大きな追い風になると期待を示した。エアロKやタイガーエア・台湾からも増便に関する要望があったことも明らかにしている。