ANAと日立、運航ダイヤ自動修正システムを導入

ANA日立

全日本空輸(ANA)と日立製作所は、運航ダイヤを自動で修正案立案するシステムを7月から稼働している。

日本の航空会社として初導入で、システムは航空機運航スケジュール、整備計画、乗務員配置、空港条件を解析し、複数の修正案と整備計画を同時に提示する。2019年から行ってきた実証実験により、これまで熟練社員が行ってきた作業と同水準の品質となっため、正式に導入した。

修正作業時間を最大70%短縮でき、台風進路の変化にも柔軟に対応する。担当者の心理的負担の軽減や運航安定性向上に加え、迅速な情報発信が可能となり利用者への影響を抑える。

現在は国内線を対象としており、国際線のほか、他航空会社への展開も視野に入れている。

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