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ラスベガス・サンズは、シンガポールで新たな開発プロジェクトに着工した。
570室のスイートを備えた、55階建ての高層ラグジュアリーホテル・タワーを建設し、最上部にはルーフトップやダイニングを備える。マリーナ・ベイとシンガポール海峡が一望できるよう、45度の角度で配置する。
さらに小売店やカジノ、スパ、20万平方フィートの会議スペース、15,000席規模のアリーナも併設する。投資額は80億米ドル規模。
設計はマリーナベイ・サンズやジュエル・チャンギ・エアポートなどを手掛けた、イスラエルの建築家のモシェ・サフディ氏が率いるサフディ・アーキテクツによるもの。ホテルタワーに隣接するポディウムは、ラスベガスのスフィアやロンドンのO2アリーナなどを手掛けた、ポピュラスが主導する。
現在のマリーナベイ・サンズの隣接地の位置し、MRTのベイフロント駅に直結し、マリーナ・ベイとガーデンズ・バイ・ザ・ベイを結ぶ直通通路も設け、地区内の新規・既存開発とも統合する。