「OMO7横浜 by 星野リゾート」、2026年春開業 横浜市旧市庁舎を活用

星野リゾートは、「OMO7横浜 by 星野リゾート」を2026年春に開業する。

1959年に竣工、2020年12月に閉庁した横浜市旧市庁舎を活用した、大規模ミクストユース型プロジェクト「BASEGATE横浜関内」として8社が開発を進めている複合開発の一部で、「レガシーホテル」というテーマのもと、行政棟を手掛けた村野藤吾氏の意匠を継承する。

客室は全276室で、部屋やパブリックエリアの色味は旧市庁舎内で使用されていたタイルや家具、絨毯などの色合いを参考にデザインし、ロビーは旧議会棟議場にあった円形照明の要素を取り入れた特殊照明を設置する。

新たに誕生するカフェでは、庁舎内のタイルアートをそのまま壁面として使用するほか、村野氏が階段の手すりのデザインで「手すりの名手」と評されたことから、市民広間で使用されていた大階段をホテルの吹き抜けに移設再現し、手すりの一部も再活用する。

そのほか、館内には街のディープな魅力を集めた「ご近所マップ」、建築や横浜の歴史にまつわる展示スペース、会議室やOMOドッグガーデンを用意する。

アクセスは、JR・横浜市営地下鉄関内駅から徒歩1分、横浜高速鉄道日本大通り駅から徒歩7分。

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