
亀の井ホテル 大洗、7月18日リニューアルオープン
東急と名古屋鉄道は、“なごや圏”の観光需要創出と地域活性化を目的とした連携を6月10日から開始した。
観光地としてのポテンシャルはありながらも、全国的な旅行先として注目されにくかった、愛知県・岐阜県を中心にした名古屋都市圏一帯を指す「なごや圏」に対し、両社が持つ宿泊・交通・情報発信などのリソースを組み合わせ、新たな旅の流れを創出する。
東急が運営する定額制宿泊サービス「ツギツギ」では、なごや圏限定の宿泊半額キャンペーンを開始する。名鉄グループが運営するホテルなど20施設で、通常1泊10ポイント必要なところを5ポイントで宿泊でき、1名1泊あたり実質約3,000円での利用が可能となる(2泊プラン・同伴者と利用の場合)。対象期間は8月31日予約分まで。
名鉄のMaaSアプリ「CentX」では、「ツギツギ」の割引クーポンを提供するほか、カーシェアサービス「カリテコ」の割引、博物館 明治村の優待なども実施する。
特設サイトでは、旅行者に“なごや圏”をすすめる会話型AIコンシェルジュ「なごやえこひいきAI」を公開し、観光情報の紹介や、訪問動機の創出を図る。両社は今後も連携を強化し、地域のにぎわい創出と観光需要の平準化を目指すとしている。